旧 校 歌
作詞 西田喜一 (大正11年5月27日制定)
[創立期の種々のこと] 校舎と共にグランドを作り、荒野の中にポツンと建った校舎の周囲に植樹したり 野付牛公園より折ってきたポプラを挿木し、校地の整備をしたり、また校歌を 英語の西田喜一先生が歌詞を書き阿部忠次郎教頭出身の東京高師水泳部の歌の 節回しで歌われたのが現在の旧校歌である。 「北海道北見北斗高等学校七十年史 70年のあゆみ」より
1 オホーツク海の流氷は 欧露の空の雨雲か 北の鎮の北海を 寒風すさみ流る時 万目すべて凍るなり されど我等の校庭に 千古に青き茂みあり 常盤に茂れる林あり
2 北見の山の残雪は 満蒙支那の低気圧 我等の庭の茂みより とどの林の彼方より 昇る朝日に映ゆる時 山も林もはた海も 北の鎮の蝦夷が島 万目すべて光輝あり
3 オホーツク海に程近く 北見の山に囲まれて 高き理想にあこがるゝ 北見健児の意気を見よ 正義に燃ゆる情熱と 真理に忠なる勇気もて 世界の転機劃すなり 人生の偉業劃すなり